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応援に行こう! ['09 U-15]

業務連絡 その1
いよいよ8日からたく丸たちの高円宮杯・関東大会が始まる。初戦の会場は宇都宮と、ちょっと遠いがみんなで応援に行こう。今回はチームの父兄に向けた、そんな話だ。
何かの縁でForza'02に集まった仲間たち。あっという間の3年間で、彼らがともに闘う試合も残りわずかとなった。高円宮杯・関東大会は、子どもたちが自分たちの力で掴み取った晴れ舞台だ。子どもたちの活躍や成長を目に焼き付けるためにも、会場に足を運ぼう。子どもたちの目標は関東出場ではない。その先がある。だから、その望みが叶うよう、グラウンドで応援しよう。静岡学園の井田監督も、親の為に10の心得の一番目に見に行くことを挙げているよ。

おやじはこれまで、たく丸たちの試合を何度も見てきた。その観戦スタイルは、遠くの方で腕を組んでじっと見ているもので、試合に勝とうが負けようが、得点しようが失点しようが、黙って見ているといった極めて日本的な奥ゆかしいものだ。女房はちょっと違って少しラテンが入っている。いいプレーがあったり得点したりすれば「いいぞ、いいぞ」、失点したりミスったりすれば「ドンマイ、ドンマイ」と声が出るし、試合展開に熱くもなる。B型の血が騒ぐんじゃないかな、きっと。おやじ自身は、みんなで一体になって子どもたちの試合を応援したいと思ったことはない。そんなおやじが今回のようなテキストを書くのは、女房と同じ、熱いラテンのハートを持った男(A氏としておこう)がいたからだ。話は長くなる。

1日のJEFAの試合の後、3年生の父兄と子どもたちで懇親会があった。関東大会の激励会という趣旨だ。会の中で、おやじ達から子どもたちに激励の言葉を贈ることになった。A氏は「とにかく先制点を奪われないこと。取られたら、父さんや母さんたちが歌いだす。それを聞きたくなければ、先に点を取ってこい」と話した。歌って何?なんかのシャレ?と思っていたら、A氏は本気だった。自分でチャント(応援歌)を作り、その歌詞を配って、歌って見せたのだ。曲はQUEENの「We will rock you」(曲については別テキストで紹介する)だ。そして、父兄たちにも協力して欲しいという。リードはA氏がソロで歌うので、サビをみんなで一緒に歌って欲しいこと、足踏み・手拍子のリズムを刻んで欲しいことの2点だ。最後に「どうか私を一人にしないでください」と結んだ。

一人にされたA氏を想像してみて欲しい。きっと相手チームの応援席の人たちに「さっきからあっちの方で、一人で騒いでいる男がいるけど、失点のショックで気が動転したのかな。係員に知らせた方がよくないか?」と無用な心配をかけるに違いない。仲間をそんな目に合わせる訳にはいかない。やるしかないよね?

点を取られたら歌うというのは、失点すれば相手の応援は盛り上がり、こちらは普通なら黙りこむところだ。失点して落ち込むのはおやじたちではなく、選手である。だから、選手に「心配すんな、俺たちがついている」というメッセージを伝えたいのだろうと理解した。子どもたちにその話をすると、たく丸は「そんなもの、聞きたくもない」とつれない。なみぞうは逆に「(その歌を)聞きたい。聞きたい」という。でも、受験で塾があるから連れて行くわけにはいかないんだな。

ともあれ、先制点を奪われれば、チャントが発動することになった。おやじや女房も協力する。声を出して応援するなんて、学生の時以来だな。重要なのは、恥ずかしいという気持ちを捨てること。スタジアムではそれが当然のことなんだと思い込むことと、できるだけ大きな声を出すこと、最後までやりきることだね。

次回、歌詞編に続く。

タグ:Forza'02

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