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夜は短し歩けよ乙女 [Book]

夜は短し歩けよ乙女
女房が図書館に予約を入れたのが昨年のGWの頃で、連絡があったのが子どもたちの夏休み前だったから一年以上待たされたことになる。長かったなあ。

内容はファンタジックなラブコメディ。4つの話の連作といった形式になっていて、中では3番目の大学祭の話が一番面白かった。小説の中の世界は高橋留美子の「めぞん一刻」を彷彿とさせる。登場人物も相当エキセントリックだ。文章は衒学的な表現多いが、それが気にならなければ楽しめる。

この本が気に入って、いくつか同じ作者の本を読んだが、この本が最もよい(次点は四畳半神話大系)。京都の町や大学の描写が多く、京都での学生生活もいいもんだなあと思う。


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