帝京FCのホームページが見えない [etc.]
4/28に復旧を確認。間に合ってよかった。
今日(4/24)気がついたのだが、帝京サッカー部 オフィシャルサイトにアクセスすると、次の画面が表示され、正規のページを表示できなくなっている。
どうやら4/20にドメイン名が失効したらしい。whois上は今のところ2006/4/21以降の変更はない。3年前の4/20に登録されているので、3年契約で取得して、更新手続きが間に合わなかったのだろう。
Domain Name: teikyo.stファーストサーバーのネームサーバーを利用しているところを見ると、帝京FCのサイトは同社のレンタルサーバーサービスを利用しているようだ。「teikyo.st」ドメインのNSレコードをDNS検索すると、ネームサーバーはwhoisにあるファーストサーバーのDNSではなく、次のように、stのルートネームサーバー「ns1.bahnhof.net」が直接答えるように変更されている。
Registrar: ST Registry
Whois at: whois.nic.st
Name Server: nsas1.firstserver.ne.jp
Name Server: nsas2.firstserver.ne.jp
Creation Date: 20-Apr-2006
Updated Date: 21-Apr-2006
stこのDNSで、帝京FCのホームページのサーバー「www.teikyo.st」を検索すると、IPアドレス「195.178.186.40」が返るが、このアドレスは「mailgw.nic.st」という「st」ドメインのレジストラのサーバーのアドレスになっていて、そのサーバーが上のページを表示しているわけだ。
primary name server = ns1.bahnhof.net
responsible mail addr = hostmaster.nic.st
serial = 2009042321
refresh = 1800 (30 mins)
retry = 900 (15 mins)
expire = 604800 (7 days)
default TTL = 6400 (1 hour 46 mins 40 secs)
このレジストラのページを見ていると、どうやら失効して2週間を過ぎるとそのドメインが売りに出されてしまうようだ。帝京の場合、20日に失効しているので、5/4までに更新手続きをしなければ、ドメイン名が第三者に渡ってしまう恐れがある。ファーストサーバーに更新を依頼するのだと思うが、ゴールデンウイークがあるため時間はあまりない。間に合うかな。
「st」は、サントメ プリンシペ民主共和国に割り振られた国別ドメインなのだが、ネット上では、その国名よりも、危険なサイトが多いことで有名なドメインだ。帝京高校・中学は、「teikyo.ed.jp」という素姓の良いドメインを持っているので、そこに帝京FC用のサーバー名を一つ登録してもらうのが理想的だと思う。しかし、「st」名でサービスを開始した以上、簡単に放り出してしまうこともできないだろうね。
ところで、ページが見えなくなってしまったのは、stドメインのDNSで書き換えがあったためで、ファーストサーバー側で何かを変更したというものではない。ファーストサーバーのDNSに「www.teikyo.st」を問い合わせれば、依然として正しいサーバーのアドレス「164.46.83.236」が返る。このアドレスを直接指定するか、hostsに登録してDNSキャッシュをフラッシュすれば、正規のページを見ることができる(無理やりだけどね)。