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'09 高円宮杯・関東大会 二回戦 帝京FC戦 ['09 U-15]

二回戦の会場はマリノスタウンだ。スタンド付きの天然芝を期待していたのだが、残念ながら人工芝の方だった。グラウンドの外の歩道から見ることになる。相手はみなとみらいを4-1で下した帝京FC。夏のクラ選・東京都予選の関東大会出場を決める試合でも対戦していて、その時は2-3で敗れ関東大会に進むことができなかった。今回は何とか勝って次に進みたいところだ。

会場に着いてみると、物凄い強風が吹き荒れていた。試合開始とともに雨も降りだし、試合観戦には最悪のコンディション。気温が高めなのだけが救いである。傘を差しても腰から下はビショビショだ。傘の骨が折れて、傘をあきらめて応援している父兄もいる。マリノスカフェに避難するような軟弱なものはいない。みんな真剣だ。

Forza'02 0 0 1st Half 0 1 帝京FC
0 2nd Half 1

前半はたく丸たちが風上に立った。風が強すぎて、ほとんど自陣に攻め込まれることはない。何せ、相手のゴールキックはもちろんGKのパントもハーフラインを越えることがないのだ。パントなんか、ちょっと角度を間違えればボックスの中に戻ってきてしまうほどだ。選手たちもやりにくかっただろうね。とにかく相手陣で試合を進められる内に得点を重ねておきたかったのだが、残念ながら得点できず前半はスコアレスで終了した。

おやじも女房も午後に用事があり、前半だけ見て会場を後にした。後半はほとんどの時間を自陣で闘うことになるだろうから、なんとか耐えてくれよと思っていたのだが、後半30分過ぎに失点し、それを挽回することができなかったそうだ。

これでたく丸たちの全国へのチャレンジが終了した。中学3年間で最も重要な瞬間におやじも女房も立ち会うことができず、それが残念である。

タグ:Forza'02

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'09 高円宮杯・関東大会 一回戦 SAKURA FC戦 ['09 U-15]

SAKURA.jpg

今日からたく丸たちの関東大会が始まった。会場は宇都宮市サッカー場だ。こうして遠くまで来ると、関東大会に来たんだなあという実感がわく。相手のSAKURA FCは栃木市のチームで、会場から近いだけに応援の人数も多く、Forza'02はかなりアウエーな感じだ。しかし人数は少ないながらもForza'02の父兄も大きな声で気合のこもった声援を送っていたな。ユニークだったのは、「水を飲めー!」と叫ぶ母。その通りなのだが、なんか面白い。

Forza'02 1 0 1st Half 0 0 SAKURA FC
0 2nd Half 0
0 1st Ext 0
1 2nd Ext 0

試合開始に散った選手の布陣をみるとちょっとしたサプライズが。先週のJEFA戦でうまく行かなかったポジションの修正かと思ったのだが、JEFA戦の時にはもう考えられていたようだ。立ち上がり、SAKURAが左サイドからグラウンダーでセンタリング。中央と右から2枚が走り込んできていたが、ボールに届かず難を逃れた。その後Forza'02も盛り返し、一進一退の攻防が続く。Forza'02では42番。いい時と悪い時の差が大きいのが玉にきずだが、今日はいい日だ。攻撃の形を演出したし、2列目から飛び込んでシュートを何本か放った。入れば最高だったけどね。前半はスコアレスで終了した。

後半、時間とともに相手の足が止まって行き、Forza'02の時間となる。これまで苦しい走りの練習を繰り返してきた。持久戦なら負けない。後半から投入されたエース53番を中心に、何度も相手ゴールに襲いかかるが、ゴールを割れない。終盤にはゴールハンターの52番を投入するが、どうしてもゴールを割ることができない。相手キーパーは何か憑いてないか?たく丸はよく、オーラで防ぐと言うけどね。前掛かりで攻めるForza'02に、SAKURAは縦一本で一発を狙うが、そこには30番が持ち前の身体能力と危険を察知する嗅覚で立ちはだかる。結局後半もスコアレスで終了し、勝負の行方は延長戦に持ち越された。

延長後半、ついに均衡が破れた。左サイドの突破から、ボールを受けた11番が、絶妙のクロスをグラウンダーで送る。そこに右サイドの2年生選手が飛び込み、ファーポストめがけてシュート。GKに触れたボールは、力を失いながらもゴールネットに向かって転がってゆく。SAKURAの選手がクリアのため必死に戻ってくるが、一歩及ばすボールはゴールラインを越えた。シュートを決めた選手は、このプレーで両足が攣り交代した。熱いハートを見せてもらったよ。

点を取るしかないSAKURAの反撃で、心臓が止まりそうになる瞬間もあったが、なんとか逃れて試合が終了した。ああ疲れた。

SAKURA2.jpg
photo by A氏

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'09 高円宮杯・関東大会 一回戦 柏レイソル vs FC東京むさし ['09 U-15]

高円宮杯・関東大会の一回戦は8日開催だが、柏会場のみ7日開催だった。8日はJリーグの試合があるからだろうか、おかげで注目のカードを見ることができた。久しぶりに訪れた柏は、日立台公園前のコンビニがなくなり、グラウンド入り口横のくるまやラーメンも閉じていて、少しさみしい。会場はスタンドのあるサッカー場を期待していたのだが、人工芝のサブグラウンドの方だった。

レイソルの試合は、昨年3月にJFA プレミアカップ 2008のリーグ戦と準決勝の2試合を見た。リーグ戦を見たときには、このチームに勝てるチームはないんじゃないかと思ったな。そのレイソルも準決勝で、みなとみらいにPKで敗れてしまった。それでもこの学年はレイソルが中心になるのだろうと思っていた。ところが、今年のクラ選関東大会では、同じ柏のタウンチーム、イーグルスにPKの末敗れ、全国を逃した。難しいものだ。久しぶりに見るレイソルがどういうパフォーマンスを見せるか、楽しみだった。

一方のむさしとは、たく丸たちは公式戦で4度対戦している。対戦成績は1勝3敗で、なかなか勝つことができず、目標となっているチームだ。心情的にはこのゲームはむさしに勝ってほしい。というか、たく丸たちが目標とするチームだけに、簡単に負けてもらっては困る。

柏レイソルユース 5 2 1st Half 1 3 FC東京むさし
3 2nd Half 2

立ち上がりからポゼッションは柏。しかし先制点はむさしだ。スルーがうまく決まってGKとの1対1を作り、ゴール隅に流し込んだ。早い時間だったこともあり、柏は冷静さを失わない。ポゼッションを稼ぎ、そこから時折早い縦を入れながらむさしのゴールをうかがう。むさしもよく耐えていたが、ついに失点、同点になった。さらにディフェンダーのクリアが選手に当たって跳ね返り、GKとの1対1を作られ、それを決められた。前半は2-1でレイソルのリード。後半さらにレイソルが追加点を上げ、3-1となった。

決定機の数に差はないのにこの点差は何なのだろうと見ていたところ、むさしが、左の角度のないところからファーにシュート。GKが左手一本でコーナーに逃れたが、これが反撃の狼煙となった。ゴール前の混戦からこぼれ出たボールを9番が目の覚めるようなボレーを決めると、さらに、中央でフリーになった9番へのパスが通り、これを豪快に決めて追いついた。波に乗るむさしは、その後も攻撃を重ねるがゴールを割ることができない。逆にレイソルに決められてしまった。更に、時間がなくなってギャンブルに出たディフェンダーがボールを奪われて失点し、3-5で敗れた。

あれだけのタレントをそろえながら、むさしはクラ選も高円宮杯も全国には届かなかった。関東は厳しいね。


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応援に行こう! ['09 U-15]

業務連絡 その1
いよいよ8日からたく丸たちの高円宮杯・関東大会が始まる。初戦の会場は宇都宮と、ちょっと遠いがみんなで応援に行こう。今回はチームの父兄に向けた、そんな話だ。
何かの縁でForza'02に集まった仲間たち。あっという間の3年間で、彼らがともに闘う試合も残りわずかとなった。高円宮杯・関東大会は、子どもたちが自分たちの力で掴み取った晴れ舞台だ。子どもたちの活躍や成長を目に焼き付けるためにも、会場に足を運ぼう。子どもたちの目標は関東出場ではない。その先がある。だから、その望みが叶うよう、グラウンドで応援しよう。静岡学園の井田監督も、親の為に10の心得の一番目に見に行くことを挙げているよ。

おやじはこれまで、たく丸たちの試合を何度も見てきた。その観戦スタイルは、遠くの方で腕を組んでじっと見ているもので、試合に勝とうが負けようが、得点しようが失点しようが、黙って見ているといった極めて日本的な奥ゆかしいものだ。女房はちょっと違って少しラテンが入っている。いいプレーがあったり得点したりすれば「いいぞ、いいぞ」、失点したりミスったりすれば「ドンマイ、ドンマイ」と声が出るし、試合展開に熱くもなる。B型の血が騒ぐんじゃないかな、きっと。おやじ自身は、みんなで一体になって子どもたちの試合を応援したいと思ったことはない。そんなおやじが今回のようなテキストを書くのは、女房と同じ、熱いラテンのハートを持った男(A氏としておこう)がいたからだ。話は長くなる。

1日のJEFAの試合の後、3年生の父兄と子どもたちで懇親会があった。関東大会の激励会という趣旨だ。会の中で、おやじ達から子どもたちに激励の言葉を贈ることになった。A氏は「とにかく先制点を奪われないこと。取られたら、父さんや母さんたちが歌いだす。それを聞きたくなければ、先に点を取ってこい」と話した。歌って何?なんかのシャレ?と思っていたら、A氏は本気だった。自分でチャント(応援歌)を作り、その歌詞を配って、歌って見せたのだ。曲はQUEENの「We will rock you」(曲については別テキストで紹介する)だ。そして、父兄たちにも協力して欲しいという。リードはA氏がソロで歌うので、サビをみんなで一緒に歌って欲しいこと、足踏み・手拍子のリズムを刻んで欲しいことの2点だ。最後に「どうか私を一人にしないでください」と結んだ。

一人にされたA氏を想像してみて欲しい。きっと相手チームの応援席の人たちに「さっきからあっちの方で、一人で騒いでいる男がいるけど、失点のショックで気が動転したのかな。係員に知らせた方がよくないか?」と無用な心配をかけるに違いない。仲間をそんな目に合わせる訳にはいかない。やるしかないよね?

点を取られたら歌うというのは、失点すれば相手の応援は盛り上がり、こちらは普通なら黙りこむところだ。失点して落ち込むのはおやじたちではなく、選手である。だから、選手に「心配すんな、俺たちがついている」というメッセージを伝えたいのだろうと理解した。子どもたちにその話をすると、たく丸は「そんなもの、聞きたくもない」とつれない。なみぞうは逆に「(その歌を)聞きたい。聞きたい」という。でも、受験で塾があるから連れて行くわけにはいかないんだな。

ともあれ、先制点を奪われれば、チャントが発動することになった。おやじや女房も協力する。声を出して応援するなんて、学生の時以来だな。重要なのは、恥ずかしいという気持ちを捨てること。スタジアムではそれが当然のことなんだと思い込むことと、できるだけ大きな声を出すこと、最後までやりきることだね。

次回、歌詞編に続く。

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'09 関東チャレンジリーグ JEFA戦 ['09 U-15]

JEFA.jpg

午前中は風もなく穏やかな日だったのに、昼になって突然、春一番のような南の強風が吹き荒れだした。気温も上がって暑いくらいだ。変な天気だなあと思いつつ会場に向かった。

Forza'02 0 0 1st Half 1 1 JEFA
0 2nd Half 0

今日の試合はたく丸たちにとってもJEFAにとっても負けられない試合だった。負ければ、その時点で優勝が消える。勝って次の結果を待ちたいところだ。試合立ち上がりはJEFA。しかしたく丸たちも直ぐに盛り返して得点機会をうかがう。でもシュートまで持ち込めない。膠着したまま時間が過ぎてゆき、前半はスコアレスか思ったところでやられてしまった。右45度のミドルだ。たく丸渾身のジャンプもわずかに届かなかった。

後半、点を取るしかなくなったたく丸たちが怒涛の攻撃を仕掛けたのだが、クロスバーに嫌われたり、入ったと思ったらファールを取られたりで、得点を挙げることが出来ず、そのまま試合は終了した。

前年度は先輩達が優勝して関東リーグ入れ替え戦参入戦の切符をもらったが、そのチャンスを生かすことはできなかった。今年の現2年生たちは、1年の時のJFAプレミアで都2位、今年の新人戦でもヴェルディや深川を破るなど可能性を感じさせる学年だ。チャンスをプレゼントできればいいなと思っていたので、残念ではある。

注目のAZ'86-FC東京むさし戦は、AZ'86が1-0で勝利し優勝が確定した。前半だけ見たのだが、多少の失点は覚悟の上、それより点取るよといった感じのむさしと、アタッキングサードでは絶対自由にさせないよといったAZ'86の攻防が面白かった。結果から判断すると、AZ'86の描いた展開だったのではないだろうか。

このリーグ戦、FC東京のページによれば後期リーグ最上位のチームが来年度の関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部に参加いたしますとなっているし、東京都サッカー協会のニュースでも関東チャレンジリーグ1位チームが来季関東リーグへ参戦しますとなっている。これらを読めば、来年度から関東リーグが2部制になると思える。

ところが中体連のページでは、AZ'86東京青梅は、2010年度関東ユース(U15)リーグ参入戦に東京都代表(1チーム)として参加することになります。なお参入戦は2010年1月に行われますとなっていて、前年度同様、入れ替え戦があるとしている。日程まで入っていて具体的だ。どっちが本当なんだろう?

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'09 関東チャレンジリーグの経過 ['09 U-15]

関東チャレンジリーグは、全15試合のうち10試合を消化した。このうち6試合が引き分けと接戦が多い。日曜日の2試合も、ともに引き分けだった。現時点での成績は以下のようになっている。

2009 関東チャレンジリーグの状況 10/25終了時
S
Team
MP
W
D
L
GF
GA
GD
P
1 AZ'86東京青梅 4 2 1 1 4 2 +2 7
2 横河武蔵野 4 1 2 1 5 5 ±0 5
3 Forza'02 3 1 1 1 3 4 -1 4
4 JEFA 3 0 3 0 4 4 ±0 3
5 FC東京むさし 3 0 3 0 3 3 ±0 3
6 府ロク 3 0 2 1 2 3 -1 2

このリーグ戦の順位決定方式は、勝点で順位を決めるのは通常の方式と同じだが、その先が少し特徴的だ。要項を持っているわけではないが、東京都中体連のHPに掲載された、今年の前期全都リーグBグループのコメントを見ると同じ勝点の場合は、以下の評価順で順位を決めているようだ。
  1. 当該チーム同士の対戦成績
  2. 全試合の得失点差
  3. 全試合の総得点
関東リーグも似たような方式だが、全都リーグとは少し違う。関東リーグの要項によれば、同一勝点のチームの順位は次のルールで決めることになっている。
  1. 当該チーム同士の対戦成績
  2. 当該チーム同士の得失点差
  3. 全試合の得失点差
  4. 全試合の総得点
微妙な違いではあるが、先にあげた前期全都リーグBグループにあてはめると、この違いで順位も変わる。Bグループでは、2位から4位の3チームが同じ勝点で並び、上記の評価の結果、2位横河武蔵野、3位ジェファ、4位養和調布となった。これを関東リーグの方式で評価すれば、2位養和調布、3位横河武蔵野、4位ジェファとなる。前期は、3位までが関東チャレンジリーグに進めたので、ジェファはレギュレーションに救われ、養和調布は泣く結果となった。力の接近したリーグ戦だから、こうした違いでも順位が変るということだね。

後期の関東チャレンジリーグも同じレギュレーションだと仮定すると、25日の試合の結果、AZ'86が優勝に王手をかけたことになる。次節のむさし戦に勝てば、AZ'86の勝点は10。勝点10を取る可能性を残しているのは、他にはForza'02だけであり、たとえForza'02が10になったとしても直接対決で勝利したAZ'86の優勝となる。逆にAZ'86が敗れた場合は、その他の試合結果によるが、現時点ではAZ'86も含めて全チームに優勝の可能性が残っている。

次節は11/1に3試合が予定されており、AZ'86とむさしの対戦はその最後の試合だ。たく丸たちは2試合目で、相手はJEFA。夏の流経杯では0-1で敗れた。難しい相手ではあるが、考えてみればこのリーグに簡単に勝てる相手などいない。負ければ優勝の可能性が消える試合だ。勝ってAZ'86とむさしの結果を待ちたい。


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'09 高円宮杯・関東大会 組み合わせ ['09 U-15]


たく丸たちの相手は、栃木県1位のSAKURA FCに決まった。会場は宇都宮市サッカー場だ。昨年人工芝化され、J2の栃木SCのメイン練習場となった。人口芝は夏はとてつもなく暑くなるのだが、このグラウンドはクーリングシステムなんてものがあるらしい。11月の試合だから使うこともないだろうが、人工芝も日々進化してるんだね。会場が宇都宮ということは、前泊になるだろう。たく丸は前泊したいといってたので、思い通りだが、体調崩すなよ。

関東大会ともなれば、一回戦から好カードが目白押しだ。おやじが注目する試合を各ブロックから一つだけピックアップするとこんな感じになる。

Aブロックでは、前橋FCとクマガヤSCの対戦。クラ選で全国大会に進んだ前橋FCと埼玉王者クマガヤSCの対戦は、たく丸の試合がなければおやじが見たい。Bブロックは、柏レイソルとFC東京むさし。J下部どうしが一回戦で対戦する。夏の関クラでは、ともに柏イーグルスに苦杯をなめたが、全国の力は十分にあるチームだ。Cブロックでは、その柏イーグルスがヴェルディに挑む。柏イーグルスは関クラでJ下部を3つも破りながら、あと一歩で全国を逃した。Dブロックでは、大宮アルディージャと図南SC群馬の試合。図南は今年春の関東リーグの入れ替え戦で横浜FCに敗れ残留できなかった。その悔しさをバネとしてだろう。県内最強の前橋FCとの対戦では、公式戦1勝1敗1分と互角の戦いを見せている。その図南がアルディージャにどういう試合を見せるか注目だ。Eブロックでは、グランデと三菱養和巣鴨の10番対決。ともに技術のある選手だが、タイプは異なる。


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'09 関東チャレンジリーグ 横河武蔵野戦 ['09 U-15]

18日は、昼は深川で2年生がFC東京深川と新人戦の試合があり、夕方からは三鷹で3年生が横河武蔵野と関東チャレンジリーグの対戦があった。時間的には両方をはしごすることも可能だったが、昼間は用事があり、横河戦のみ観戦した。

会場の横河武蔵野グラウンドは、三鷹駅から徒歩5分ほどの場所に位置し、3面が道路に面している。歩道も広く取られており、そこからも観戦できて開放的だ。人工芝にはサッカーとラグビーのラインが引かれていて、サッカー用が黄色なのがめずらしい。

Forza'02 2 1 1st Half 1 1 横河武蔵野
1 2nd Half 0

ボールを支配できている割には危ないシーンが何度もあり、数多くのチャンスがあった割には得点は少なく、疑問の残る試合運びではあった。しかし、この日は見たかったものが二つも見られてハッピーな日となった。一つはコーナーキックからのFの得点。チームNO.1の身体能力を活かした高い打点でのヘッドが得意な選手で、この日はフリーになってゴール左上隅に華麗に決めて見せた。もう一つは、エースの得点だ。秋の公式戦ではこれまで無得点。それでも豊富な運動量でチームの勝利に貢献していたのだが、やっぱりゴールを奪ってみせるのがエースの仕事だろう。この日は決定的なチャンスを逃すシーンもあって、得点は先送りかと思っていたら、最後に決勝点を奪ってくれた。これを待ってたんだな。

関東チャレンジリーグは、全15試合中8試合を消化した。このうち引き分けが4試合、1点差が3試合、2点差が1試合と緊迫した試合ばかりだ。JFAが目指す「レベルの拮抗した」リーグ戦になってる感じだね。

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'09 高円宮杯・都県予選の結果 ['09 U-15]

18日に各都県の予選が終了し、関東大会出場チームが確定した。代表チームは次のとおり。チームの前の丸数字は予選順位、アルファベットは、順位決定をしなかった都県である。埼玉県が少しややこしくて、4つのブロックの1位チームにレッズ、アルディージャを加えてトーナメントを行っているが、別扱いとした。青色のチーム名は、夏のクラブユース選手権・関東大会(関クラ)出場チーム、赤は全国大会出場チームだ。
  • 茨城県(3)
    FC古河
    鹿島アントラーズ・ノルテ
    ③ ウエストサイド境SC
    ウエストサイドは常総アイデンティーとの3決を制して代表を獲得した。関クラ出場のKⅡは、ラウンド16でウエストサイドに敗れた。
     
  • 栃木県(3)
    SAKURA FC
    ヴェルディSS小山
    足利・両毛ユナイテッド
    クラ選・県大会2位の今市アルシオーネが2次リーグで敗退。同大会8位のユナイテッドが決勝リーグ3位に滑り込んだ。
     
  • 群馬県(3)
    図南SC群馬
    前橋FC
    高崎FC
    入れ替え戦で横浜FCに破れ、関東リーグから降りてきた図南群馬が、県大会ではさすがの強さを見せ、前橋FCと2強を形成している。クラ選・県大会では前橋FCに破れ2位だったが、今回は5-1のスコアで圧倒した。関クラ出場の前橋エコーは、QFでザスパに破れ、ザスパはSFで前橋FCに破れた。3決で関東大会出場を狙ったザスパだが、高崎FCに破れ関東出場はならなかった。
     
  • 埼玉県(5)
    A クマガヤSC
    B カムイ
    C コルージャ
    D FC KASUKABE
    E グランデ
    クマガヤは、予選に続くトーナメントでも優勝し、埼玉トップの貫禄を見せつけた。クラ選・県大会のラウンド16でクマガヤに敗れたコルージャが高円宮杯では勝ち上がった。関クラに出場したディプロ・狭山・三郷・エステレーラは涙を飲んだ。大宮FCはクラ選ではラウンド16でエステレーラに、高円宮杯では5決でグランデに敗れ、いずれもあと一つというところで関東大会を逃した。
     
  • 千葉県(4)
    A WINGS U-15
    B ルキナス印西SC
    C 柏イーグルスTOR'82
    D ジェフ千葉
    関クラでレイソル・FC東京深川・むさしを破り、台風の目となったイーグルスが高円宮杯でも関東出場を決めた。関クラ出場組では、レスチ・三井千葉・フッチが予選で敗退した。学総・関東大会2位の市川市立第七中は、ブロックSFでルキナスに敗れた。
     
  • 東京都(4)
    A 三菱養和調布
    B FC東京U-15むさし
    C 帝京FC
    D Forza'02
    関クラ組では、全国大会に進んだクリアージュをはじめ、FC多摩・府ロク・JEFAが都大会で姿を消した。
     
  • 神奈川県(4)
    FC湘南
    Tokyu SS Reyes
    湘南ベルマーレJY
    秦野市立南が丘中学校
    南が丘中は、中体連所属の公立中学校だ。学総・県大会ではラウンド32で敗れている。同大会に優勝し、関東大会でも優勝した桐蔭は、ラウンド16で敗れた。関クラ組では、FC厚木・大豆戸・シュート・ジュニオール・ベルマーレ小田原が予選で敗退した。
    神奈川県の173チームによるトーナメント戦という決定方式はどうなんだろう。
     
  • 山梨県(2)
    フォルトゥナSC
    FC ラーゴ河口湖
    山梨は関クラと同じ顔ぶれ。ヴァンフォーレは準決勝で、フォルトゥナの前に涙を飲んだ。
上記の28チームに、関東リーグ12チームを加え、40チームで5つの椅子を争う。5つのブロックに分けたトーナメントの1位チームが全国に進める。昨年同様であれば、関東リーグは順位に従ってやぐら(トーナメント表)に配置され、そこに都県代表チームが抽選で入る形になる。24日(土)が代表者会議、11月8日(一部7日)・14日・15日がトーナメントだ。


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'09 高円宮杯・東京都予選 ヴェルディ調布戦 ['09 U-15]

Chofu.jpg

高円宮杯・東京都予選もいよいよ今日が関東大会をかけたブロック決勝だ。午前中は荒川を軽く流し、女房と会場のヴェルディグラウンドに向かった。今日はたく丸の学校の友人の弟とお母さんも応援に来てくれた。たく丸はギャラリーの多い試合が大好きで、おやじや女房もその一部と思っているようで、たまにいいプレーをしたときに見に行ってないと、今日のプレーを見に来ないとダメだよとか言うのだ。

Forza'02 4 2 1st Half 0 0 ヴェルディ調布
2 2nd Half 0

試合開始前は横風だったのが、試合開始とともに風向きが変わった。たく丸たちは風下だ。開始直後からヴェルディ調布の時間が続いた。たく丸たちは相手の攻撃を切るのが精一杯で、攻撃まで持ち込めない。何とか前半は無失点で切り抜けてくれよと思っていたところ、左やや遠目でフリーキックのチャンスを得た。キッカーはセンスの光るトップ下。ディフェンスラインとキーパーの間に早いボールを蹴りこんだ。キーパー泣かせの絶妙のボールだ。これが直接決まって先制。前半終了直後にもコーナーキックからヘディングで決めて、前半を2-0で折り返した。

後半に入ると風もやみ、絶好のコンディションとなった。後半は前半とは一転、たく丸たちの時間が続く。パスが回るようになり、そこからシュートまで撃てる。はじかれてもルーズボールが収まり、2次・3次と攻撃が続くようになった。そんな中、右に入ってきた選手が豪快にミドルを決めて3点目。その後パワープレイを仕掛ける相手にカウンターから何度もチャンスを作り、最後に芸術的なヘディングで4点目を奪って勝負を決めた。

今日はトップからディフェンスまで、みんないいパフォーマンスを見せてくれたが、中でも相手エースとマッチアップした選手。チームNO.1の身体能力で、相手のエースの仕事を許さなかった。もう一人、ディフェンスの選手にも感謝だ。彼はチーム随一の練習熱心な選手で、たく丸も彼の練習量には頭が下がるという。練習は裏切らないということを証明して見せたね。

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