'09 高円宮杯・関東大会 決定戦 柏レイソル vs FC東京深川 ['09 U-15]
たく丸たちの試合がなくなったので、今日はBブロックの決勝を見に、深川に出かけた。昨日とはうって変わって、今日は快晴。風も穏やかで温かく、絶好の日和だ。決勝は柏レイソルとFC東京深川のカード。今年のレイソルは無敵じゃないかとも思うが、深川は何故か高円宮杯に強い。これまで5年連続で全国ベスト4に残っている。昨年は関東リーグは11位と低迷したが、高円宮杯では全国制覇している。
今日は、深川は昨日2得点した10番にどれだけいいボールを配給できるかだろうなと思って出かけたのだが、10は試合に出ていなかった。何かあったのかな。
柏レイソルユース | 2 | 0 | 1st Half | 0 | 1 | FC東京U-15深川 |
2 | 2nd Half | 1 |
試合は立ち上がりからレイソルの一方的な展開になった。レイソルに攻め込まれると、深川は、前線に2枚を残して全員がボックス内まで下がり一列に並ぶ。8-0-2みたいなフォーメーションだ。ボールを弾き返しても、そこにはレイソルの選手しかおらず、鳥かご状態になっている。それでも、ボックス内の人数が厚いせいか、有効なシュートはあまりない。前半はスコアレスで終了した。
後半もそんな立ち上がりだったが、深川がカウンターから先制。左サイドからボックス内に侵入した選手が、切り返してディフェンスを外し、落ち着いてニアポスト脇に決めた。そこからは、波に乗りたい深川の時間が続く。右サイドからマークを外してボックス内に侵入した選手が、フェイントを織り交ぜながら、ゴール正面まで運びシュートを放ったが、これはGKに触れコーナーとなった。チャンスの数が少ない深川だけに、これを何とか決めたかったね。
一方のレイソルは、中央からスルー。深川のディフェンスの反応が遅れ、GKが出るもレイソルの選手が早く、ゴール左隅に決まって同点。更に、右サイド角度のないところから放ったシュートが、GKにあたり、次いでクロスバーに当たって跳ね返ったところに詰めていた選手が決めて逆転した。
FC東京は、むさしも深川もレイソルの前に涙を飲む結果となった。両チームともクラ選も関東で敗退しているため、この代は全国を経験できなかった。これだけ技術の高いメンバーがそろい、完成度の高いサッカーしながらも全国には行けないとは。関東は本当に厳しい。
'09 高円宮杯・関東大会 二回戦 帝京FC戦 ['09 U-15]
二回戦の会場はマリノスタウンだ。スタンド付きの天然芝を期待していたのだが、残念ながら人工芝の方だった。グラウンドの外の歩道から見ることになる。相手はみなとみらいを4-1で下した帝京FC。夏のクラ選・東京都予選の関東大会出場を決める試合でも対戦していて、その時は2-3で敗れ関東大会に進むことができなかった。今回は何とか勝って次に進みたいところだ。
会場に着いてみると、物凄い強風が吹き荒れていた。試合開始とともに雨も降りだし、試合観戦には最悪のコンディション。気温が高めなのだけが救いである。傘を差しても腰から下はビショビショだ。傘の骨が折れて、傘をあきらめて応援している父兄もいる。マリノスカフェに避難するような軟弱なものはいない。みんな真剣だ。
会場に着いてみると、物凄い強風が吹き荒れていた。試合開始とともに雨も降りだし、試合観戦には最悪のコンディション。気温が高めなのだけが救いである。傘を差しても腰から下はビショビショだ。傘の骨が折れて、傘をあきらめて応援している父兄もいる。マリノスカフェに避難するような軟弱なものはいない。みんな真剣だ。
前半はたく丸たちが風上に立った。風が強すぎて、ほとんど自陣に攻め込まれることはない。何せ、相手のゴールキックはもちろんGKのパントもハーフラインを越えることがないのだ。パントなんか、ちょっと角度を間違えればボックスの中に戻ってきてしまうほどだ。選手たちもやりにくかっただろうね。とにかく相手陣で試合を進められる内に得点を重ねておきたかったのだが、残念ながら得点できず前半はスコアレスで終了した。
おやじも女房も午後に用事があり、前半だけ見て会場を後にした。後半はほとんどの時間を自陣で闘うことになるだろうから、なんとか耐えてくれよと思っていたのだが、後半30分過ぎに失点し、それを挽回することができなかったそうだ。
これでたく丸たちの全国へのチャレンジが終了した。中学3年間で最も重要な瞬間におやじも女房も立ち会うことができず、それが残念である。
タグ:Forza'02
インフルエンザ [etc.]
先週金曜日にたく丸のクラスでインフルエンザが発生した。たく丸も日曜日の試合の後に具合が悪くなったらしい。夕方帰宅して風呂に入った後、夕食も取らずに寝てしまった。翌朝の体温は8度弱。やっちまったかと、慌てて医院に連れて行ったところ、結果は「白」。「インフルエンザではありませんね。検査結果もそうだし、(聴診器の)音も悪くありません。のどが赤くて、咳も出ているので風邪でしょう」ということだった。
ところが帰宅後、熱は9度まで上がり、処方された解熱剤では下がらない。学校からは、クラスが木曜日まで学級閉鎖になったと連絡が届いた。クラスの仲間からは半数近くがインフルエンザになっているとメールも入った(真偽は不明だが、相当いる事は間違いなさそうだ)。状況を見れば、どう考えてもたく丸もインフルエンザに違いない。タミフル(リレンザも?)は発熱後48時間以内に服用しなければならないので、火曜日の朝もう一度検査してもらうことにした。
火曜日は女房が先に医院に行き、順番が近づいたら、たく丸が自転車で医院に行く作戦だ。おやじはそれを待ってから会社に行くことにした。女房から電話があり、「気をつけて行けよ」とたく丸を送り出したのだが、直ぐに「自転車で行けそうもないので、車を出してくれ」とたく丸から電話が入った。駐輪場に行ってみると、たく丸が地面にひっくり返っていた。起き上がれないという。暖かい日でよかったよ。
火曜日の検査の結果は「黒」、インフルエンザだ。リレンザが処方された。その効果は劇的で、半日で平熱に戻った。土曜日に発症したクラスメートもリレンザを服用したその日のうちに熱が下がったようで、「恐るべし、リレンザ」とメールが来た。
学級閉鎖が解除され、今日から登校可能となった。たく丸も解熱から48時間は経過しているのだが、医院に行ったところ、今日まで休みましょうという条件付きで登校許可書を書いてもらってきた。まだウイルスを撒き散らす可能性があるのだろうか。たく丸は「今日の休みを勝ち取った」と喜んでいるが、それってどうだろう。学級閉鎖中の課題は、やろうにも問題集を学校に置きっ放しで手をつけることができない。今日学校に行ければ、土日にやれたんだがな。
ともあれ学級閉鎖も解けたし、医師からの許可もでたので、明日の試合には行けるようになった。チームメイトでは、火曜日には一人が発症した。水曜日に解熱し、今日はたく丸同様、家の外を走って調子を確かめていたそうなので、明日は間に合うかもしれない。ホッとしたのもつかの間、夕方になってもう一人発症したとメールが届いた。これ以上広がらないでくれと祈るばかりである。
ところが帰宅後、熱は9度まで上がり、処方された解熱剤では下がらない。学校からは、クラスが木曜日まで学級閉鎖になったと連絡が届いた。クラスの仲間からは半数近くがインフルエンザになっているとメールも入った(真偽は不明だが、相当いる事は間違いなさそうだ)。状況を見れば、どう考えてもたく丸もインフルエンザに違いない。タミフル(リレンザも?)は発熱後48時間以内に服用しなければならないので、火曜日の朝もう一度検査してもらうことにした。
火曜日は女房が先に医院に行き、順番が近づいたら、たく丸が自転車で医院に行く作戦だ。おやじはそれを待ってから会社に行くことにした。女房から電話があり、「気をつけて行けよ」とたく丸を送り出したのだが、直ぐに「自転車で行けそうもないので、車を出してくれ」とたく丸から電話が入った。駐輪場に行ってみると、たく丸が地面にひっくり返っていた。起き上がれないという。暖かい日でよかったよ。
火曜日の検査の結果は「黒」、インフルエンザだ。リレンザが処方された。その効果は劇的で、半日で平熱に戻った。土曜日に発症したクラスメートもリレンザを服用したその日のうちに熱が下がったようで、「恐るべし、リレンザ」とメールが来た。
学級閉鎖が解除され、今日から登校可能となった。たく丸も解熱から48時間は経過しているのだが、医院に行ったところ、今日まで休みましょうという条件付きで登校許可書を書いてもらってきた。まだウイルスを撒き散らす可能性があるのだろうか。たく丸は「今日の休みを勝ち取った」と喜んでいるが、それってどうだろう。学級閉鎖中の課題は、やろうにも問題集を学校に置きっ放しで手をつけることができない。今日学校に行ければ、土日にやれたんだがな。
ともあれ学級閉鎖も解けたし、医師からの許可もでたので、明日の試合には行けるようになった。チームメイトでは、火曜日には一人が発症した。水曜日に解熱し、今日はたく丸同様、家の外を走って調子を確かめていたそうなので、明日は間に合うかもしれない。ホッとしたのもつかの間、夕方になってもう一人発症したとメールが届いた。これ以上広がらないでくれと祈るばかりである。
'09 高円宮杯・関東大会 一回戦 SAKURA FC戦 ['09 U-15]
今日からたく丸たちの関東大会が始まった。会場は宇都宮市サッカー場だ。こうして遠くまで来ると、関東大会に来たんだなあという実感がわく。相手のSAKURA FCは栃木市のチームで、会場から近いだけに応援の人数も多く、Forza'02はかなりアウエーな感じだ。しかし人数は少ないながらもForza'02の父兄も大きな声で気合のこもった声援を送っていたな。ユニークだったのは、「水を飲めー!」と叫ぶ母。その通りなのだが、なんか面白い。
試合開始に散った選手の布陣をみるとちょっとしたサプライズが。先週のJEFA戦でうまく行かなかったポジションの修正かと思ったのだが、JEFA戦の時にはもう考えられていたようだ。立ち上がり、SAKURAが左サイドからグラウンダーでセンタリング。中央と右から2枚が走り込んできていたが、ボールに届かず難を逃れた。その後Forza'02も盛り返し、一進一退の攻防が続く。Forza'02では42番。いい時と悪い時の差が大きいのが玉にきずだが、今日はいい日だ。攻撃の形を演出したし、2列目から飛び込んでシュートを何本か放った。入れば最高だったけどね。前半はスコアレスで終了した。
後半、時間とともに相手の足が止まって行き、Forza'02の時間となる。これまで苦しい走りの練習を繰り返してきた。持久戦なら負けない。後半から投入されたエース53番を中心に、何度も相手ゴールに襲いかかるが、ゴールを割れない。終盤にはゴールハンターの52番を投入するが、どうしてもゴールを割ることができない。相手キーパーは何か憑いてないか?たく丸はよく、オーラで防ぐと言うけどね。前掛かりで攻めるForza'02に、SAKURAは縦一本で一発を狙うが、そこには30番が持ち前の身体能力と危険を察知する嗅覚で立ちはだかる。結局後半もスコアレスで終了し、勝負の行方は延長戦に持ち越された。
延長後半、ついに均衡が破れた。左サイドの突破から、ボールを受けた11番が、絶妙のクロスをグラウンダーで送る。そこに右サイドの2年生選手が飛び込み、ファーポストめがけてシュート。GKに触れたボールは、力を失いながらもゴールネットに向かって転がってゆく。SAKURAの選手がクリアのため必死に戻ってくるが、一歩及ばすボールはゴールラインを越えた。シュートを決めた選手は、このプレーで両足が攣り交代した。熱いハートを見せてもらったよ。
点を取るしかないSAKURAの反撃で、心臓が止まりそうになる瞬間もあったが、なんとか逃れて試合が終了した。ああ疲れた。
photo by A氏
タグ:Forza'02
'09 高円宮杯・関東大会 一回戦 柏レイソル vs FC東京むさし ['09 U-15]
高円宮杯・関東大会の一回戦は8日開催だが、柏会場のみ7日開催だった。8日はJリーグの試合があるからだろうか、おかげで注目のカードを見ることができた。久しぶりに訪れた柏は、日立台公園前のコンビニがなくなり、グラウンド入り口横のくるまやラーメンも閉じていて、少しさみしい。会場はスタンドのあるサッカー場を期待していたのだが、人工芝のサブグラウンドの方だった。
レイソルの試合は、昨年3月にJFA プレミアカップ 2008のリーグ戦と準決勝の2試合を見た。リーグ戦を見たときには、このチームに勝てるチームはないんじゃないかと思ったな。そのレイソルも準決勝で、みなとみらいにPKで敗れてしまった。それでもこの学年はレイソルが中心になるのだろうと思っていた。ところが、今年のクラ選関東大会では、同じ柏のタウンチーム、イーグルスにPKの末敗れ、全国を逃した。難しいものだ。久しぶりに見るレイソルがどういうパフォーマンスを見せるか、楽しみだった。
一方のむさしとは、たく丸たちは公式戦で4度対戦している。対戦成績は1勝3敗で、なかなか勝つことができず、目標となっているチームだ。心情的にはこのゲームはむさしに勝ってほしい。というか、たく丸たちが目標とするチームだけに、簡単に負けてもらっては困る。
レイソルの試合は、昨年3月にJFA プレミアカップ 2008のリーグ戦と準決勝の2試合を見た。リーグ戦を見たときには、このチームに勝てるチームはないんじゃないかと思ったな。そのレイソルも準決勝で、みなとみらいにPKで敗れてしまった。それでもこの学年はレイソルが中心になるのだろうと思っていた。ところが、今年のクラ選関東大会では、同じ柏のタウンチーム、イーグルスにPKの末敗れ、全国を逃した。難しいものだ。久しぶりに見るレイソルがどういうパフォーマンスを見せるか、楽しみだった。
一方のむさしとは、たく丸たちは公式戦で4度対戦している。対戦成績は1勝3敗で、なかなか勝つことができず、目標となっているチームだ。心情的にはこのゲームはむさしに勝ってほしい。というか、たく丸たちが目標とするチームだけに、簡単に負けてもらっては困る。
立ち上がりからポゼッションは柏。しかし先制点はむさしだ。スルーがうまく決まってGKとの1対1を作り、ゴール隅に流し込んだ。早い時間だったこともあり、柏は冷静さを失わない。ポゼッションを稼ぎ、そこから時折早い縦を入れながらむさしのゴールをうかがう。むさしもよく耐えていたが、ついに失点、同点になった。さらにディフェンダーのクリアが選手に当たって跳ね返り、GKとの1対1を作られ、それを決められた。前半は2-1でレイソルのリード。後半さらにレイソルが追加点を上げ、3-1となった。
決定機の数に差はないのにこの点差は何なのだろうと見ていたところ、むさしが、左の角度のないところからファーにシュート。GKが左手一本でコーナーに逃れたが、これが反撃の狼煙となった。ゴール前の混戦からこぼれ出たボールを9番が目の覚めるようなボレーを決めると、さらに、中央でフリーになった9番へのパスが通り、これを豪快に決めて追いついた。波に乗るむさしは、その後も攻撃を重ねるがゴールを割ることができない。逆にレイソルに決められてしまった。更に、時間がなくなってギャンブルに出たディフェンダーがボールを奪われて失点し、3-5で敗れた。
あれだけのタレントをそろえながら、むさしはクラ選も高円宮杯も全国には届かなかった。関東は厳しいね。
We will rock you [Soccer]
業務連絡 その2
A氏から頂いたチャントの歌詞は次のとおり。
A氏から頂いたチャントの歌詞は次のとおり。
Chant 1 We will rock you我々の任務は、上記の青字の部分を歌うことと、stomp-stomp-clap(足踏み-足踏みー拍手-休み)のリズムを刻むことだ。歌詞は、1日の懇親会で配布された時から少し変っているので注意。オリジナルの曲はこれ。
[verse 1]
ピッチの上をしなやかに舞え、敵陣突破目指して
今だ! 奮い立て! 突き進め! Forzaの「サッカー」見せつけろ!
[chorus]
We'll be, we'll be the winner.
We are, we are the Forza!
[verse 2]
魂込めてシュートを放ち 相手ゴールネット揺らせ
今だ! 奮い立て! 突き進め! Forzaの「技」を見せつけろ!
[chorus]
We'll be, we'll be the winner.
We are, we are the Forza!
[verse 3]
フィジカル・メンタル プレッシャー浴びせ 相手を打ち負かそう
今だ!奮い立て!突き進め! Forzaの「パワー」見せつけろ!
[chorus]
We'll be, we'll be the winner.
We are, we are the Forza! (singin')
We'll be, we'll be the winner.
We are, we are the Forza!
[verse 4]
シュートを阻む鉄壁の守り 決してゴールは譲らない!
今だ! 奮い立て! 突き進め! Forzaの「魂」見せつけろ!
[chorus]
We'll be, we'll be the winner.
We are, we are the Forza!
[verse 5]
カウンターアタック全開 スピードにのって相手をかわせ
今だ! 奮い立て! 突き進め! 多士済々の攻撃で!
[chorus]
We'll be, we'll be the winner.
We are, we are the Forza! (singin')
We'll be, we'll be the winner.
We are, we are the Forza!
(All right.)
we will rock you by QUEEN with lyrics
http://www.youtube.com/watch?v=qGaOlfmX8rQ"
‘We Will Rock You’ Is Most-Played Song at Pro Sports Games for ’08/’09 Seasonこの曲がスポーツシーンで好まれることについて、ウィキペディアは、次のように説明している。
October 28, 2009
http://www.bmi.com/news/entry/540029
BMI has determined that “We Will Rock You,” a favorite of sports fans and teams for three decades, ranks as the most-played song at games of the National Football League, National Hockey League and Major League Baseball last season.
"rock"には「揺さぶる」のほかに「打ち負かす」という意味も含まれているため、スポーツの場で「相手を打ち負かす」という、勝負における意気込みを鼓舞する影響があるものと思われ、好まれている"rock"にそんな意味があるのかと調べてみた。いくつかの英和辞典をあたってみたが、ピッタリするものがない。英英辞典のAmericanHeritageで、ようやくそのものズバリの"upset"という意味があることを見つけた。歌のタイトルは、「お前たちの(心を)揺さぶってやるぜ」という意味なんだと思うが、「お前たちを打ち負かしてやる」とも読めるんだね。
応援に行こう! ['09 U-15]
業務連絡 その1
いよいよ8日からたく丸たちの高円宮杯・関東大会が始まる。初戦の会場は宇都宮と、ちょっと遠いがみんなで応援に行こう。今回はチームの父兄に向けた、そんな話だ。
何かの縁でForza'02に集まった仲間たち。あっという間の3年間で、彼らがともに闘う試合も残りわずかとなった。高円宮杯・関東大会は、子どもたちが自分たちの力で掴み取った晴れ舞台だ。子どもたちの活躍や成長を目に焼き付けるためにも、会場に足を運ぼう。子どもたちの目標は関東出場ではない。その先がある。だから、その望みが叶うよう、グラウンドで応援しよう。静岡学園の井田監督も、親の為に10の心得の一番目に見に行くことを挙げているよ。
おやじはこれまで、たく丸たちの試合を何度も見てきた。その観戦スタイルは、遠くの方で腕を組んでじっと見ているもので、試合に勝とうが負けようが、得点しようが失点しようが、黙って見ているといった極めて日本的な奥ゆかしいものだ。女房はちょっと違って少しラテンが入っている。いいプレーがあったり得点したりすれば「いいぞ、いいぞ」、失点したりミスったりすれば「ドンマイ、ドンマイ」と声が出るし、試合展開に熱くもなる。B型の血が騒ぐんじゃないかな、きっと。おやじ自身は、みんなで一体になって子どもたちの試合を応援したいと思ったことはない。そんなおやじが今回のようなテキストを書くのは、女房と同じ、熱いラテンのハートを持った男(A氏としておこう)がいたからだ。話は長くなる。
1日のJEFAの試合の後、3年生の父兄と子どもたちで懇親会があった。関東大会の激励会という趣旨だ。会の中で、おやじ達から子どもたちに激励の言葉を贈ることになった。A氏は「とにかく先制点を奪われないこと。取られたら、父さんや母さんたちが歌いだす。それを聞きたくなければ、先に点を取ってこい」と話した。歌って何?なんかのシャレ?と思っていたら、A氏は本気だった。自分でチャント(応援歌)を作り、その歌詞を配って、歌って見せたのだ。曲はQUEENの「We will rock you」(曲については別テキストで紹介する)だ。そして、父兄たちにも協力して欲しいという。リードはA氏がソロで歌うので、サビをみんなで一緒に歌って欲しいこと、足踏み・手拍子のリズムを刻んで欲しいことの2点だ。最後に「どうか私を一人にしないでください」と結んだ。
一人にされたA氏を想像してみて欲しい。きっと相手チームの応援席の人たちに「さっきからあっちの方で、一人で騒いでいる男がいるけど、失点のショックで気が動転したのかな。係員に知らせた方がよくないか?」と無用な心配をかけるに違いない。仲間をそんな目に合わせる訳にはいかない。やるしかないよね?
点を取られたら歌うというのは、失点すれば相手の応援は盛り上がり、こちらは普通なら黙りこむところだ。失点して落ち込むのはおやじたちではなく、選手である。だから、選手に「心配すんな、俺たちがついている」というメッセージを伝えたいのだろうと理解した。子どもたちにその話をすると、たく丸は「そんなもの、聞きたくもない」とつれない。なみぞうは逆に「(その歌を)聞きたい。聞きたい」という。でも、受験で塾があるから連れて行くわけにはいかないんだな。
ともあれ、先制点を奪われれば、チャントが発動することになった。おやじや女房も協力する。声を出して応援するなんて、学生の時以来だな。重要なのは、恥ずかしいという気持ちを捨てること。スタジアムではそれが当然のことなんだと思い込むことと、できるだけ大きな声を出すこと、最後までやりきることだね。
次回、歌詞編に続く。
いよいよ8日からたく丸たちの高円宮杯・関東大会が始まる。初戦の会場は宇都宮と、ちょっと遠いがみんなで応援に行こう。今回はチームの父兄に向けた、そんな話だ。
何かの縁でForza'02に集まった仲間たち。あっという間の3年間で、彼らがともに闘う試合も残りわずかとなった。高円宮杯・関東大会は、子どもたちが自分たちの力で掴み取った晴れ舞台だ。子どもたちの活躍や成長を目に焼き付けるためにも、会場に足を運ぼう。子どもたちの目標は関東出場ではない。その先がある。だから、その望みが叶うよう、グラウンドで応援しよう。静岡学園の井田監督も、親の為に10の心得の一番目に見に行くことを挙げているよ。
おやじはこれまで、たく丸たちの試合を何度も見てきた。その観戦スタイルは、遠くの方で腕を組んでじっと見ているもので、試合に勝とうが負けようが、得点しようが失点しようが、黙って見ているといった極めて日本的な奥ゆかしいものだ。女房はちょっと違って少しラテンが入っている。いいプレーがあったり得点したりすれば「いいぞ、いいぞ」、失点したりミスったりすれば「ドンマイ、ドンマイ」と声が出るし、試合展開に熱くもなる。B型の血が騒ぐんじゃないかな、きっと。おやじ自身は、みんなで一体になって子どもたちの試合を応援したいと思ったことはない。そんなおやじが今回のようなテキストを書くのは、女房と同じ、熱いラテンのハートを持った男(A氏としておこう)がいたからだ。話は長くなる。
1日のJEFAの試合の後、3年生の父兄と子どもたちで懇親会があった。関東大会の激励会という趣旨だ。会の中で、おやじ達から子どもたちに激励の言葉を贈ることになった。A氏は「とにかく先制点を奪われないこと。取られたら、父さんや母さんたちが歌いだす。それを聞きたくなければ、先に点を取ってこい」と話した。歌って何?なんかのシャレ?と思っていたら、A氏は本気だった。自分でチャント(応援歌)を作り、その歌詞を配って、歌って見せたのだ。曲はQUEENの「We will rock you」(曲については別テキストで紹介する)だ。そして、父兄たちにも協力して欲しいという。リードはA氏がソロで歌うので、サビをみんなで一緒に歌って欲しいこと、足踏み・手拍子のリズムを刻んで欲しいことの2点だ。最後に「どうか私を一人にしないでください」と結んだ。
一人にされたA氏を想像してみて欲しい。きっと相手チームの応援席の人たちに「さっきからあっちの方で、一人で騒いでいる男がいるけど、失点のショックで気が動転したのかな。係員に知らせた方がよくないか?」と無用な心配をかけるに違いない。仲間をそんな目に合わせる訳にはいかない。やるしかないよね?
点を取られたら歌うというのは、失点すれば相手の応援は盛り上がり、こちらは普通なら黙りこむところだ。失点して落ち込むのはおやじたちではなく、選手である。だから、選手に「心配すんな、俺たちがついている」というメッセージを伝えたいのだろうと理解した。子どもたちにその話をすると、たく丸は「そんなもの、聞きたくもない」とつれない。なみぞうは逆に「(その歌を)聞きたい。聞きたい」という。でも、受験で塾があるから連れて行くわけにはいかないんだな。
ともあれ、先制点を奪われれば、チャントが発動することになった。おやじや女房も協力する。声を出して応援するなんて、学生の時以来だな。重要なのは、恥ずかしいという気持ちを捨てること。スタジアムではそれが当然のことなんだと思い込むことと、できるだけ大きな声を出すこと、最後までやりきることだね。
次回、歌詞編に続く。
タグ:Forza'02
'09 関東チャレンジリーグ JEFA戦 ['09 U-15]
午前中は風もなく穏やかな日だったのに、昼になって突然、春一番のような南の強風が吹き荒れだした。気温も上がって暑いくらいだ。変な天気だなあと思いつつ会場に向かった。
今日の試合はたく丸たちにとってもJEFAにとっても負けられない試合だった。負ければ、その時点で優勝が消える。勝って次の結果を待ちたいところだ。試合立ち上がりはJEFA。しかしたく丸たちも直ぐに盛り返して得点機会をうかがう。でもシュートまで持ち込めない。膠着したまま時間が過ぎてゆき、前半はスコアレスか思ったところでやられてしまった。右45度のミドルだ。たく丸渾身のジャンプもわずかに届かなかった。
後半、点を取るしかなくなったたく丸たちが怒涛の攻撃を仕掛けたのだが、クロスバーに嫌われたり、入ったと思ったらファールを取られたりで、得点を挙げることが出来ず、そのまま試合は終了した。
前年度は先輩達が優勝して関東リーグ入れ替え戦参入戦の切符をもらったが、そのチャンスを生かすことはできなかった。今年の現2年生たちは、1年の時のJFAプレミアで都2位、今年の新人戦でもヴェルディや深川を破るなど可能性を感じさせる学年だ。チャンスをプレゼントできればいいなと思っていたので、残念ではある。
注目のAZ'86-FC東京むさし戦は、AZ'86が1-0で勝利し優勝が確定した。前半だけ見たのだが、多少の失点は覚悟の上、それより点取るよといった感じのむさしと、アタッキングサードでは絶対自由にさせないよといったAZ'86の攻防が面白かった。結果から判断すると、AZ'86の描いた展開だったのではないだろうか。
このリーグ戦、FC東京のページによれば
後期リーグ最上位のチームが来年度の関東ユース(U-15)サッカーリーグ2部に参加いたしますとなっているし、東京都サッカー協会のニュースでも
関東チャレンジリーグ1位チームが来季関東リーグへ参戦しますとなっている。これらを読めば、来年度から関東リーグが2部制になると思える。
ところが中体連のページでは、
AZ'86東京青梅は、2010年度関東ユース(U15)リーグ参入戦に東京都代表(1チーム)として参加することになります。なお参入戦は2010年1月に行われますとなっていて、前年度同様、入れ替え戦があるとしている。日程まで入っていて具体的だ。どっちが本当なんだろう?
タグ:Forza'02
指扇へ [Soccer]
今日はどこへ走ろうか、ちょっと迷った。熊谷では選手権の埼玉県大会準決勝がある。今日は浦和東×大宮東と本庄第一×市立浦和のカードだ。大宮東のサッカーは見たことがないものの、高校にはたく丸の練習試合で訪れたことがあり応援したい。しかし片道80kmで朝6:30に出発しなければ間に合わないのでやめてしまった。早朝は寒そうだもんね。
ジュニアユースの試合では、埼玉県クラブユース(U-15)選手権の準々決勝がある。堀崎公園で草加Jr×狭山JYとペレーニア×ゼブラ、秋葉の森でエステレーラ×レッズとHAN×大宮FCのカードだ。秋葉の森の近くの、西遊馬運動公園では、トップリーグのクマガヤ×武南JrとFC深谷×常盤中の試合もある。
堀崎公園には、見沼代用水の東縁・西縁どちらも使えて家から40kmくらい。秋葉の森は荒川で、距離は同じく40km。結局、秋葉の森に出かけてエステレーラ×レッズ戦を前半だけ見て、西遊馬に向かい、クマガヤ×武南Jr戦を見るという計画にした。
埼玉県クラブユース(U-15)選手権は、クラブチームのトーナメント戦で、9月の末から11月にかけて開催される。埼玉県独自の公式戦で、東京都にはない。クラ選や高円宮杯における関東大会・全国大会やトップリーグにおける関東リーグといったインセンティブがある訳でもなく、高校受験が迫っていることを考えれば、モチベーションを保ちにくい大会ではないだろうか。
今日見に行った秋葉の森総合公園サッカー場は、上の写真の通り、非常にきれいな天然芝で、おやじの好きなグラウンドだ。試合は、レッズがシュートのうまさを見せて前半を3-0で折り返した。おやじは前半だけ見て西遊馬に向かったのだが、後半はエステレーラが2点を返し、3-2のスコアだったようだ。
ジュニアユースの試合では、埼玉県クラブユース(U-15)選手権の準々決勝がある。堀崎公園で草加Jr×狭山JYとペレーニア×ゼブラ、秋葉の森でエステレーラ×レッズとHAN×大宮FCのカードだ。秋葉の森の近くの、西遊馬運動公園では、トップリーグのクマガヤ×武南JrとFC深谷×常盤中の試合もある。
堀崎公園には、見沼代用水の東縁・西縁どちらも使えて家から40kmくらい。秋葉の森は荒川で、距離は同じく40km。結局、秋葉の森に出かけてエステレーラ×レッズ戦を前半だけ見て、西遊馬に向かい、クマガヤ×武南Jr戦を見るという計画にした。
埼玉県クラブユース(U-15)選手権は、クラブチームのトーナメント戦で、9月の末から11月にかけて開催される。埼玉県独自の公式戦で、東京都にはない。クラ選や高円宮杯における関東大会・全国大会やトップリーグにおける関東リーグといったインセンティブがある訳でもなく、高校受験が迫っていることを考えれば、モチベーションを保ちにくい大会ではないだろうか。
今日見に行った秋葉の森総合公園サッカー場は、上の写真の通り、非常にきれいな天然芝で、おやじの好きなグラウンドだ。試合は、レッズがシュートのうまさを見せて前半を3-0で折り返した。おやじは前半だけ見て西遊馬に向かったのだが、後半はエステレーラが2点を返し、3-2のスコアだったようだ。
'09 関東チャレンジリーグの経過 ['09 U-15]
関東チャレンジリーグは、全15試合のうち10試合を消化した。このうち6試合が引き分けと接戦が多い。日曜日の2試合も、ともに引き分けだった。現時点での成績は以下のようになっている。
S
|
Team |
MP
|
W
|
D
|
L
|
GF
|
GA
|
GD
|
P
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | AZ'86東京青梅 | 4 | 2 | 1 | 1 | 4 | 2 | +2 | 7 |
2 | 横河武蔵野 | 4 | 1 | 2 | 1 | 5 | 5 | ±0 | 5 |
3 | Forza'02 | 3 | 1 | 1 | 1 | 3 | 4 | -1 | 4 |
4 | JEFA | 3 | 0 | 3 | 0 | 4 | 4 | ±0 | 3 |
5 | FC東京むさし | 3 | 0 | 3 | 0 | 3 | 3 | ±0 | 3 |
6 | 府ロク | 3 | 0 | 2 | 1 | 2 | 3 | -1 | 2 |
このリーグ戦の順位決定方式は、勝点で順位を決めるのは通常の方式と同じだが、その先が少し特徴的だ。要項を持っているわけではないが、東京都中体連のHPに掲載された、今年の前期全都リーグBグループのコメントを見ると同じ勝点の場合は、以下の評価順で順位を決めているようだ。
- 当該チーム同士の対戦成績
- 全試合の得失点差
- 全試合の総得点
- 当該チーム同士の対戦成績
- 当該チーム同士の得失点差
- 全試合の得失点差
- 全試合の総得点
後期の関東チャレンジリーグも同じレギュレーションだと仮定すると、25日の試合の結果、AZ'86が優勝に王手をかけたことになる。次節のむさし戦に勝てば、AZ'86の勝点は10。勝点10を取る可能性を残しているのは、他にはForza'02だけであり、たとえForza'02が10になったとしても直接対決で勝利したAZ'86の優勝となる。逆にAZ'86が敗れた場合は、その他の試合結果によるが、現時点ではAZ'86も含めて全チームに優勝の可能性が残っている。
次節は11/1に3試合が予定されており、AZ'86とむさしの対戦はその最後の試合だ。たく丸たちは2試合目で、相手はJEFA。夏の流経杯では0-1で敗れた。難しい相手ではあるが、考えてみればこのリーグに簡単に勝てる相手などいない。負ければ優勝の可能性が消える試合だ。勝ってAZ'86とむさしの結果を待ちたい。